薬剤師が調剤薬局・病院・ドラッグストアを選ぶ時のコツ

新しく薬剤師として働く方、また転職しようと考えている方は、調剤薬局・病院・ドラッグストアの違いをご存じですか。
実際、これらの職場には業務内容や採用のされやすさ、抱える悩み等、様々な違いがあるのです。
本記事では、薬剤師がどの職場を選ぶべきか、転職のコツについてご紹介していきたいと思います。

働く内容の違い

調剤薬局・病院・ドラッグストアの違いは様々ありますが、まずは、業務内容の違いをご説明しましょう。
薬剤師には病院で働く病院薬剤師と、調剤薬局やドラッグストアで働く薬局薬剤師がおり、それぞれ業務内容が違うのです。

 

病院薬剤師は入院患者、外来患者の治療に関わります。
そのため、医師や看護師とのコミュニケーションが必要不可欠です。
業務内容としては、市販されていない薬の調合をする「製剤業務」、救急患者への対応である「救命救急業務」、医療関係者や患者に薬の説明をする「医薬品情報業務」などが挙げられます。

 

的確な判断力や慎重さが求められるため、仕事にやりがいを感じたい方にはおすすめと言えるでしょう。

 

次に、薬局薬剤師の業務内容についてです。
主に3つあり、薬剤を調合する「調剤」、お客さんの症状を聞き適切な市販薬を提供する「カウンター販売」、そのどちらも行う「調剤とカウンター販売」があります。
人数を見てみると、薬剤師全体の約57%が薬局薬剤師、約17%が病院薬剤師となっており、病院薬剤師の方が狭き門であることがわかりますね。

 

職場による悩みの違い

調剤薬局・病院・ドラッグストアで働くにあたり、どのような悩みを抱えやすいのかというのも、一つの判断基準として知っておきたいですよね。
悩みという観点で見た時、3者にはどのような違いがあるのでしょうか?

 

それでは早速、調剤薬局から悩みの種類を見ていきましょう。
・給料が少ない
・調剤に追われて一日中仕事がきつい
・人間関係が女性ばかりでつらい
・仕事が単調
というのが、調剤薬局で起こりやすい悩みです。

 

次はドラッグストアでの悩みについてです。
・土日も出勤するためプライベートな時間を確保しにくい
・売り上げにノルマがかかる
・調剤以外の仕事が多い
・お客さんとのコミュニケーションがうまくとれない
などが挙げられます。

 

最後に、病院薬剤師の悩みについてです。
・当直、夜勤が多い
・医師や看護師との人間関係
・給料が安い
・休みが少なく連休もとりにくい

 

このように、同じ薬剤師と言っても、職場によって悩みの種類が変わってくるという事ですね。

 

まとめ

今回は、調剤薬局・病院・ドラッグストアそれぞれの業務内容とそれに基づく悩みの種類をご紹介してきました。
一つの判断基準として、参考にされてみてはいかがでしょうか。
やはり調剤薬局・病院・ドラッグストアの中で、どの職場を選ぶかによって働く環境も大きく変わってきます。
薬剤師として働き始めたのにも関わらず、失敗したと思うことのないよう、自分の希望する働き方、環境に合うような職場を選んでください。